すずめのひなが地面に落ちている!助けていい?/助言を聞き入れる子、聞かない子

教育。幼児、小学生

こんにちは、隣のゆ~さんです。

新緑が元気よく茂り、気持ちのいい季節になりましたね。

とある晴れた日、すずめのひなが
地面にいるのを見つけました。

まだ飛べなく、ぴょんぴょんと
左へ行ったり、右へ行ったりしています。

いつからいたのでしょう。
時折、高い声で「ぴい」と鳴くのですが、
たまにしか鳴かないのです。

親鳥らしきすずめが、周りを飛んでいますが
たまにしか声を出さない小さいすずめを
探しているように見えました。

すずめは助けていい?どうやって助けたらいい?

巣立ちヒナは見守っててだいじょうぶ

各県ホームページによりますと、
野鳥は保護してはいけないことがほとんどです。

ひなは、まだ飛ぶ力が不十分で、
飛ぶ練習をしていて
親鳥が近くで見守っているそうです。
人間が近づくと、かえって親鳥が
近づけない状況になってしまいます。
心配ではありますが、そっと離れましょう。

つばめなどの元の巣がわかる鳥のひなであれば、
巣の中に戻してやってもいいようです。

自治体の情報を調べてみてもいい

また、自治体によっては、有害性の高い野生鳥獣は
保護対象としない、
たとえ怪我をしていても
自然の摂理に任せてください

という方針のところもあります。

有害性の高い野生鳥獣」については
自治体によりますが、
すずめも該当することがあるようです。

ヒナが危険に直面している場合のみ

車にひかれないか、野生動物に襲われないかと
心配な場合は、
発見した場所のすぐ近くで
木の枝や少し高いところにとまらせてあげるといいようです。

枝にとまれない場合は、
木の枝にカップめん容器などで簡易的な
巣のようなものをひもで吊るし、
水抜き用の穴を開けたうえで
ひなを入れてやってもいいようです。

あくまで、親鳥の世話を妨げないように
してあげてください。

助言を聞き入れたわが子と、聞かなかった近所の子

長男と次男、近所のお友達まで集まって
ひな鳥に夢中で
助けてやろうとワーワーやっていましたが、
親鳥が困っているから離れようねと言い聞かせて
そこを離れました。

我が家のこどもたちは聞き入れるのですが、
近所のお友達はなかなか納得しません。

素手でヒナを持ち上げ、
親のすずめを追いかけ始めました。

結局小一時間ほどして、近所のお友達は
ヒナを地面におろしました。

そのヒナが無事に巣立ちを終えたのかは定かではありませんが、
長男には優しくきっぱりと現実を伝えておきました。

野生の動物は飼育が禁止されていること、
野生の動物の命の摂理に任せることもまたルールということ。

小学4年生ともなれば、単に「かわいそう」と
傷ついてもいられないのか、
長男は理解できたようでした。

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